お葬儀の時にお坊さんが木魚をたたくのを見たことがある方が多いかと思います。なぜ木魚というものをたたくのか?これについては宗派なども関係しますし、諸説ありますが、多くは、お経を読むときにリズムをとるためや、故人へ向けて弔っているなどがあげられます。
ここからが知っているとお葬儀に対して理解が深まると思います。
木魚は魚の形をしています。そしてその口の部分には煩悩の珠といわれるものがあしらわれています。そして木魚をたたくことにより人間に108個の煩悩があるといわれますが、それらを吐き出し精神統一する意味もあります。
また魚の形にも意味があります。昔は魚が目をつむらない=眠らない生き物とされていました。(実際は目を開けたまま眠る生き物です。)
その為、お経を読んでいる途中で眠らないようにという意味も込められています。